8月:夏に開くアルバム

 

 

 

 

夏の暑い日差しの中にふと風が通りますと、
心に何かが通る気がします。
その風が運んできたものはなんでしょうか。

私の頭の中には沖縄の歌が流れます。
芭蕉布、てぃんさぐぬ花、童神(わらびがみ)~天の子守唄~、
涙そうそう、花、島唄、三線(さんしん)の花・・・
沖縄の音階は「ラ抜き」と言われますが、独特な音階です。

ハイビスカスのお花が似合う暑さの中、
少々油っこいお料理と泡盛を歌いながら笑い楽しむ。
なぜか笑いが絶えないが、何か寂しさも感じる。
沖縄は明るいイメージがありながらも、沖縄の歌には物悲しさがある。

歌の歌詞には作詞者の背景がありますが、
自分の背景に置き換えてみてはいかがでしょう。
涙そうそう。
亡くなった方だけではなく、最近は会えていない人、古い友人・・・
身近にいる人との一昔前・・・
心の中にあるアルバムを広げてみる。
涙そうそうしながらも、微笑んでいる自分に気がつきます。

 

 

涙そうそう

作詞:森山良子
作曲:BIGIN

 

古いアルバムめくり
ありがとうってつぶやいた
いつもいつも胸の中
励ましてくれる人よ
晴れ渡る日も 雨の日も
浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
おもかげ探して
よみがえる日は 涙そうそう

一番星に祈る
それが私のくせになり
夕暮れに見上げる空
心いっぱいあなた探す
悲しみにも 喜びにも
おもうあの笑顔
あなたの場所から私が
見えたら きっといつか
会えると信じ 生きてゆく

晴れ渡る日も 雨の日も
浮かぶあの笑顔
想い出遠くあせても
さみしくて 恋しくて
君への想い 涙そうそう
会いたくて 会いたくて
君への想い 涙そうそう

 

 

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