4月:リゾルート

 

 

 

 

春の風が吹いたかと思うと雪が舞い
春の花芽がふくらんだと思うと隣では椿が咲いている。

私たちは暖かい春を待ち望み
春が来ると晴れやかな気持ちになる。
あの厳しく冷たい風に顔をしかめたことを忘れてしまう。

小さな小さな梅の花。
夏の暑さも冬の寒さも断固として「私は咲く」と一年を過ごして開花する。
断固とした強い貫きだと感じる。

忘れてしまえる事は強みでもあるが、
冬の厳しさの中で養ったものを忘れてしまうことは残念なことでは無いだろうか・・・。
リゾルート「決然と・断固として」という音楽用語であり通常のイタリア語。
意味だけをとらえると頑なに感じるが全く違う。
きっぱりとした清々しい堂々さを求められているのだ。

小さな小さな梅の花に
大きな大きなことを見せられた。

 

 

祈り

 

Alla mente confusa
Di dubbio e di dolore
Soccorri,o mio Signore,
Col raggio della fé.

Sollevala dal peso
Che la declina al fango:
A te sospiro e piango,
Mi raccomando a te.

Sai che la vita mia
Si strugge appoco appoco,
Come la cera al foco,
Come la neve al sol.

All’anima che anela
Di ricovrarti in braccio
Rompi,Signore,il laccio
Che le impedisce il vol.
Signor,pietà!

 

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