先日”夏の思い出を作りましょう”ということで、
スウェディッシュトーチという北欧のたいまつを楽しみました。
丸太に十文字の切れ込み、そこに火をつける。
・・・それだけなのです。
その火を元に暖を取り、調理をする。
・・・ただそれだけなのです。
そして、火を見る。
・・・ただただ、それだけなのです。
馬に乗った騎士が松明を掲げて走っている炎・・・
洞窟の中で向き合うあなたの瞳にうつる炎・・・
様々なシーンが脳裏に浮かんできます・・
しかし時間と共に自分の中にある様々な言葉も無くなります。
これが”無”の状態なのでしょう。
しばらくすると心の底の自分の声が聞こえてくるようです。
自分との対話、とても素敵な時間でした。
「ひとりの対話」より ~ 縄 ~
作詞 : 高野喜久雄
作曲 : 高田三郎
手をはなせ 手をはなせ
と ささやく ものがある
ふと 気がついてみると
わたしは にぎりしめていた わたしのなかに
不気味に 垂れている 一本の縄!
上に向かっても 下に向かっても
たぐれば たぐっただけのびてくる
不思議な縄だ
所詮 たぐることは空しい
たぐることは 空しいが しかし
たぐらずにいれば
もう
わたしは 駄目になってしまいそうな縄
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